ブデコートインヘラー 100

商品概要

ブデコートインヘラー100は日本で承認・販売されているパルミコートのジェネリック医薬品として製造・販売されています。吸入することで強力な喘息発作予防効果が得られるので、安価に喘息治療をしたい方におすすめです。

ジェネリック医薬品なので安価に喘息治療ができる

気管支喘息の治療は長期間にわたり、日本の喘息治療薬は高額なものが多いです。そのため非常にコストがかかってしまいます。しかし、ブデコートインヘラー100はジェネリック医薬品として製造・販売されており、日本の吸入薬よりも安価に治療することができます。有効成分のブデソニドも先発品パルミコートと同量配合しているので、同等の効能・効果が期待できます。

喘息の発作が起こるのを強力に抑える効果があります

ブデコートインヘラー100には喘息の発作が起きるのを強力に抑える効果があります。ただし、気管支拡張剤並びにステロイド剤のようにすでに起きている発作を速やかに軽減する薬剤ではありません。毎日、規則正しく使用することで強力な喘息発作抑制効果が得られます。継続して使用することで、およそ1～2週間程度で顕著な改善効果が得られるといわれているので、根気よくブデコートインヘラー100を使用するようにしてください。

主な効果・効能

• 気管支喘息の治療
• 気道の炎症を抑えることによって、喘息発作の程度、頻度を軽減する

ブデコートインヘラー100は通常、気管支喘息の治療に用いられています。ただし、すでに起きてしまった発作を速やかに抑える効果はありません。

喘息は、気道にアレルギーなど何らかの原因で炎症が起こり、咳、痰、息苦しさ、喘鳴（呼吸する時にゼーゼー、ヒューヒューという音が出る）、胸苦しさなどの症状があらわれる病気です。喘息の症状は発作的にあらわれ、特に夜～早朝や、季節の変わり目に起こりやすいのが特徴です。ブデコートインヘラー100は、気道の炎症を抑えることによって、喘息発作の程度、頻度を軽減することができます。ただし、あくまで対症療法であり、喘息発作の原因そのものを解消するわけではないので注意してください。

通常、成人は1回1〜4吸入（ブデソニドとして100〜400μg）を1日2回吸入します。症状によって増減しますが、1日最大16吸入（1,600μg）までです。

通常、小児は1回1〜2吸入（100〜200μg）を1日2回吸入します。症状によって増減しますが、1日最大8吸入（800μg）までです。また、良好に症状がコントロールされている場合は100μg1日1回まで減量できます。

吸入後は、速やかにうがいをするか、口をすすいでください。

ブデコートインヘラー100の使用開始前には、喘息症状を比較的安定な状態にしておく必要があります。特に、喘息発作重積状態（治療に反応しない重度で激しい、長時間にわたる気道狭窄）または喘息の急激な悪化状態のときには原則として使用できません。

吸入し忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を吸入してください。ただし、次に吸入する時間が近い場合は、1回分を飛ばし、次の通常の使用時間に1回分を吸入してください。絶対に2回分を一度に吸入してはいけません。

主な有効成分

有効成分ブデソニドは、吸入ステロイド喘息治療剤と呼ばれるグループに属する薬 です。強い抗炎症作用があり、気道の炎症を抑えることで過敏性が低下し、喘息発作が起こりにくくなります。

ブデソニドのようなステロイド吸入療法は、喘息の治療の第一選択として広く用いられています。特にブデソニドは局所に特化して作用するので、従来型のベクロメタゾンと比較して強い抗炎症作用があるにもかかわらず、局所で作用するため全身性のステロイドの副作用を起こしにくいのが特徴です。

Q：どうして吸入後にうがいをしなければいけないのですか？

A：吸入後に有効成分のブデソニドが付着していると口腔カンジダ症または嗄声の副作用を起こすおそれがあります。そのため、それらの副作用予防のため吸入後にうがいを実施することが推奨されています。ただし、うがいが困難な患者の場合には、うがいではなく口腔内をすすぐのでも大丈夫です。

Q：ブデコートインヘラー100を使用中に喘息発作が出ました。どうすればいいですか？

A：本剤の使用期間中に発現する急性の発作に対しては、短時間作用性気管支拡張剤などの他の適切な薬剤を使用するようにしてください。また、その薬剤の使用量が増加したり、効果が十分でなくなってきた場合には、喘息の管理が十分でないことが考えられるので可及的速やかに医療機関を受診し治療を受けるように注意喚起がされています。