【数量限定】アイバーサン

商品概要

商品名	アイバーサン（イベルサン）（Iversun）
内容量	1シート/10錠
効果・効能	腸管糞線虫症・疥癬
用法・用量	1日1回、36-50㎏の方：3/4錠 51-65㎏の方：1錠 66-79㎏の方：5/4錠
有効成分	イベルメクチン
形状・剤形	錠剤（経口服用タイプ）
副作用	体のかゆみの増悪、肝機能障害、めまい
メーカー	Sunrise Remedies
発送国	インドなど

イベルサンは、腸管糞線虫症・疥癬に対する駆虫薬です。また抗菌作用、抗ウイルス作用、抗がん作用も期待されています。

抗ウイルス作用により、新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐために有効と考えられています。

腸管糞線虫症

糞線虫症は熱帯や亜熱帯に広く分布する寄生虫疾患です。日本国内では沖縄県・鹿児島県でみられます。

症状として、軽い腹痛と軟便をみとめるくらいですが、免疫の低下した状態では、栄養不良・腸閉塞を起こすことがあります。さらに重症になると糞線虫が全身に広がり、肺炎や髄膜炎を起こして死にいたることもある病気です。

疥癬

ダニの一種であるヒゼンダニ、別名疥癬虫が皮膚の角質内に寄生しておこる皮膚感染症です。肌から肌へ、衣類やリネンを介してヒトからヒトへ感染します。腹部・胸部・太ももの内側などに、激しいかゆみを伴う丘疹などがみられるのが特徴です。

疥癬には角化型疥癬というタイプがあり、免疫力が低下した人で、ヒゼンダニが100～200万匹と繁殖し、全身に広がります。疥癬は高齢者施設などで、長期間にわたり集団生活する場において、集団発生することがあります。

新型コロナウイルス感染症

新型コロナウイルス感染症は、大抵は風邪と同じような症状が出るだけで、1週間ほどで回復します。ところが一部の人では肺炎を起こして重症化し、死にいたることがある病気です。重症化を防ぐために、いろいろな対策が講じられています。

イベルメクチンには、抗ウイルス作用も期待されています。ウイルスによる自然免疫作用を抑制することにより、自然免疫によってウイルスの増殖を抑える仕組みです。

新型コロナウイルスに対するイベルメクチンの医師主導治験「北里プロジェクト」が行われました。その結果、イベルメクチンは新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐために有効なことが示唆されています。現在のところ、医師の裁量による適応外処方を考慮すべき段階です。

無脊椎動物の神経・筋細胞に作用し麻痺させます。これによって寄生虫は死にいたる仕組みです。またイベルメクチンには、抗ウイルス作用も期待されています。

ウイルスによる自然免疫作用を抑制することにより、自然免疫によってウイルスの増殖を抑える仕組みです。この作用により、新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐと考えられています。

現在認められている効能・効果は以下のとおりです。

• •腸管糞線虫症
• •疥癬

疥癬については、確定診断された患者または患者と接触して疥癬の症状がみられる人に用います。

1回の用量	体重1㎏あたり200㎍（下記の表を参照）
1日の服用回数	1回のみ、1日で終了
服用間隔	腸管糞線虫症は2週間間をあけて2回服用。疥癬は1回のみ。
服用のタイミング	空腹時（食後2時間）に水のみで服用

体重毎の服用錠数

体重ごとの1回の用量　体重（kg）	12mg錠数
15-24	1/4錠
25-35	1/2錠
36-50	3/4錠
51-65	1錠
66-79	5/4錠
80～	200㎍/kg

重症な角化型疥癬の場合は、1回目投与後1∼2週間あけて、検鏡を含めて効果を確認し、2回目の投与を考慮してください。（医師による判断が必要です）

有効成分は「イベルメクチン」として12㎎を含みます。イベルメクチンは無脊椎動物の神経・筋細胞に作用し麻痺させます。これによって寄生虫は死にいたる仕組みです。服用後、約4時間で血中濃度がピークに達し、約12日間は便中に排泄されます。

重大な副作用

• •中毒性表皮壊死融解症
• •重度の肝機能障害・黄疸
• •血小板減少
• •意識障害

その他の副作用

• •体のかゆみの増悪・じんましん
• •肝機能障害
• •腎機能障害
• •便通異常・腹痛
• •めまい・傾眠
• •低血圧
• •気管支喘息の増悪

アイバーサン（イベルサン）を使用してはいけない人

• •本剤の成分に対して過敏症の既往のある患者

アイバーサン（イベルサン）の使用に注意する人

• •本剤の服用後に体のかゆみがみられた場合は、なるべく再投与しないほうがよいでしょう。
• •オンコセルカ症またはロア糸状虫による重度感染症を併発している患者で重篤な脳症を起こすことがあります。
• •意識障害を起こすことがあるので、自動車の運転、危険を伴う機械の操作時には注意してください。
• •HIV感染者などでは、通常回数以上の服用を必要とすることがあります。
• •爪疥癬には無効です。
• •高齢者に対する安全性は確立していません。
• •妊婦・妊娠している可能性がある婦人は、治療による有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ服用してください。
• •本剤服用中は授乳を中止してください。
• •体重15㎏未満の小児に対する安全性は確立していません。

併用禁忌

• •特記事項はありません

併用注意

• •特記事項はありません

アイバーサン（イベルサン）の新型コロナウイルスに対する有用性

新型コロナウイルスに対するイベルメクチンの医師主導治験「北里プロジェクト」が行われました。

イベルメクチン服用120例とプラセボ120例が対象。イベルメクチンの新型SARS-CoV-2増殖抑制効果を指標とした有効性及び安全性が検討されました。

その結果、イベルメクチンは新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐために有効なことが示唆されています。

その他、以下の団体でもイベルメクチンの有用性が報告されています。

• •BIRD（the British Ivermectin Recommendation Development）
• •FLCCC (Front Line Covid-19 Critical Care Alliance)

ただしイベルメクチンの新型コロナウイルスに対する適応が認可されるまでには相当な時間が必要でしょう。現在のところ、医師の裁量による適応外処方を考慮すべき段階です。

参考サイト

• •ストロメクトール添付文書｜KEGG
• •新型コロナの重症化を抑えるイベルメクチンの有用性
• •糞線虫（ふんせんちゅう）｜琉球大学病院
• •疥癬（かいせん）を正しく知りましょう｜和歌山市感染症情報センター
• •新型コロナウイルス感染症について｜厚生労働省

Q：イベルサンは食後何時間でのめばよい？

A：食後2時間に水だけでのんでください。牛乳や乳製品と一緒にのんではいけません。 疥癬では、あえて食後にのんで血中濃度を高めたほうがよいとの報告もあります。しかし決められた服用方法を守ったほうがよいでしょう。

Q：イベルサンを3回目服用することもある？

A：疥癬の治療でイベルサンを2回服用した後にヒゼンダニが検出された場合、3回目の服用が必要なこともあります。ただし薬剤の毒性が高いので、不必要な投与は控えてください。

Q：イベルサンを予防投与することはある？

A：疥癬患者と濃厚接触の機会があり、疥癬の症状がある場合、予防的に投与することがあります。しかし安易な服用や頻回使用は避けるべきです。