パキシル

商品概要

• 気分の落ち込みや不安が強い方
• うつ病やパニック障害、強迫性障害、社会不安障害、外傷後ストレス障害（PTSD）などの症状に悩む方
• 月経前症候群（PMS）や月経前気分不快症（PMDD）に悩む女性
• 効果を実感しやすく、継続しやすい薬をお探しの方
• 選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）を検討している方

主な効果・効能

• うつ病・うつ状態： 憂鬱な気分や無気力感、意欲の低下など、うつ病の症状を改善する作用があります。
• パニック障害： 突然のパニック発作や不安感、動悸、発汗などの症状を軽減します。
• 強迫性障害： 強迫観念や強迫行動を緩和し、日常生活における不安やストレスを軽減します。
• 社会不安障害： 人前で話す際の緊張や不安感を軽減し、社交的な活動をより快適に行うことができるようになります。
• 外傷後ストレス障害（PTSD）： トラウマ体験による心理的な苦痛や不安を軽減し、悪夢やフラッシュバックなどの症状を和らげます。

SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害剤）とは： 脳内のセロトニンが神経細胞に再取り込まれるのを防ぎ、セロトニン濃度を高めることで、うつ病や不安障害の治療に有効です。これにより神経伝達がスムーズになり、抗うつおよび抗不安作用が期待できます。

PTSD（心的外傷後ストレス障害）とは： 悲惨な体験（虐待、交通事故、火事、地震、津波、暴動、テロ、レイプ、強盗、戦争、いじめ等）で強いストレスを抱え、トラウマとなり繰り返し思い出され、恐怖を感じ続ける病気です。

症状別の服用方法

• うつ病・うつ状態：1日1回10〜20mgから開始し1週間ごとに10mgずつ増量してください。上限は1日40mgまでです。
• 社会不安障害：1日1回10mgから開始し1週間ごとに10mgずつ増量してください。上限は1日40mgまでです。
• パニック障害：1日1回10mgから開始し1週間ごとに10mgずつ増量してください。上限は1日30mgまでです。
• 強迫性障害：1日1回20mgから開始し1週間ごとに10mgずつ増量してください。上限は1日50mgまでです。
• 外傷後ストレス障害：1日1回10～20mgから開始し1週間ごとに10mgずつ増量してください。上限は1日40mgまでです。

服用時の注意事項

• 服用後の運転など危険を伴う作業は控えるようにしてください。
• 飲み忘れ時は、気づいた時点で服用し、2回分を一度にまとめて服用しないでください。

食事・アルコールの影響

• 食事中や食後の服用は効果が発揮されない場合があるため服用を控えてください。
• アルコールは強い副作用を伴う場合があるため控えてください。

• 直射日光や高温多湿をさけて保管してください。
• 子供の手の届かない所に保管してください。

主な有効成分

• パロキセチン塩酸塩水和物は、パキシルの有効成分であり、選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）に属します。
• セロトニン再取り込みトランスポーターを阻害し、脳内のセロトニン濃度を増加させます。
• うつ病やパニック障害、強迫性障害などの精神症状の治療に使用されます。
• 副作用には吐き気や性機能障害があり、妊娠中や授乳中の使用には注意が必要です。

経口投与されると消化管から吸収され、血中濃度は数時間で最高濃度に達し、半減期は約24時間です。医師の指示に従って正確な用法・用量で服用することが重要です。

Q: パキシルの効果を実感するまでにはどのくらい時間がかかりますか？

A. パキシルには即効性はありません。およそ2週間から1ヶ月程度の服用が必要です。服用を継続することで、徐々に効果を実感できます。

Q: 妊娠中でもパキシルは服用しても大丈夫ですか？

A. 妊娠中にパキシルを服用すると、新生児が先天異常（心臓奇形）になるリスクが高まる可能性があります。そのため、妊娠中は医師の指示に従い、慎重に判断する必要があります。

Q: パキシルはどのような症状を改善しますか？

A. パキシルはうつ病、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害、外傷後ストレス障害（PTSD）など、幅広い精神症状を改善します。

Q: パキシルの副作用はありますか？

A. パキシルの副作用には、胃腸障害や性機能障害、体重増加、眠気などが報告されています。また、服用中の急な中断による離脱症状にも注意が必要です。

Q: パキシルはどのような作用機序で効果を発揮しますか？

A. パキシルは選択的セロトニン再取り込み阻害薬（SSRI）であり、セロトニンの再取り込みを阻害して脳内のセロトニン濃度を増加させます。これにより、不安やうつ症状の改善が期待されます。