そのふらつき、そのむくみ。夏と薬が重なっているのかもしれません
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立ち上がったとき、目の前が一瞬、白くなる。
夕方になると、靴下の跡がなかなか消えない。夜中にふくらはぎがつって、飛び起きる。
夏になってから、増えていませんか。年のせいだと思っていませんか。疲れているせいだと。
どちらでもないかもしれません。
毎日飲んでいる薬があるなら、その薬と夏が重なっている可能性があります。薬は去年の冬と同じ。量も同じ。変わったのは、体のほうです。
先に言っておきます。この記事は「薬をやめましょう」という話ではありません。むしろ逆で、勝手にやめるのがいちばん危ない。知っておいて、いつもと違うと感じたときに誰かに言えるように。それだけの記事です。
この記事で分かること
・夏にふらつき・むくみ・こむら返りが増える理由
・どの薬が季節と重なりやすいのか。重ならない薬はどれか
・6,700人を追った研究で、入院リスクは1.17倍から2.79倍
・いちばん高かったのは、2つの薬が1錠にまとまった合剤
・痛み止め・尿から糖を出す薬・お酒でも、同じことが起きます
・自分の判断で薬をやめないこと。気づいたら伝えればいい
※本記事は2026年7月時点の一般的な情報提供です。診断・治療に代わるものではありません。持病や服用中の薬がある方は、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
立ち上がると、目の前が白くなる
まず、夏の体で何が起きているかを見てください。
暑いと、体は熱を捨てようとします。やり方は2つ。皮膚のそばの血管を広げて、そこに血を集めること。そして汗をかいて、蒸発するときに熱を持っていってもらうこと。
この2つが同時に起きると、どうなるか。血管が広がったぶん血圧は下がりやすくなり、汗が出たぶん体の水は減ります。
汗を1リットルかくと、塩分がおよそ2.3g出ていきます。小さじにして半分ほど。カリウムやマグネシウムも一緒に減ります。
血圧が下がっていて、水も減っている。この状態で急に立ち上がれば、頭に血が届くのが一瞬遅れます。目の前が白くなるのは、そういうことです。
ここまでは、薬を飲んでいない人にも起きる、ふつうの夏の話です。では、血圧を下げる薬や、尿を出す薬を飲んでいたら、どうなるでしょうか。
夏は、薬が効きすぎることがある
血圧を下げる薬は、血管を広げて血圧を下げます。夏の体も、血管を広げています。同じことを、2か所からやっている状態です。
夏の体と薬は、同じことをしています
| 夏の体がやっていること | 薬がやっていること | 重なると | |
|---|---|---|---|
| 血圧 | 血管を広げて熱を逃がす▼ 下がる | 血管を広げて血圧を下げる▼ 下がる | 下がりすぎて、 立ちくらみ |
| 体の水 | 汗で水と塩を失う▼ 減る | 尿を出して水を抜く▼ 減る | 足りなくなって、 だるさ・こむら返り |
これは感覚の話ではなく、調べられています。オーストラリアで退役軍人6,700人を2001年から2013年まで追った調査です。薬を飲みはじめた前後で、脱水や熱中症による入院がどれだけ増えたかを比べました。
入院のリスクは1.17倍から2.79倍。薬によって開きがありました。
いちばん高かった2.79倍が何だったか。血圧を下げる薬と、尿を出す薬が、1錠にまとまった合剤です。飲むほうは1錠のつもりでも、体のなかでは2つが同時に働いています。
そして、ここが大事なところです。差が出なかった薬もあります。
| 入院が増えた薬 | 差が出なかった薬 |
|---|---|
| 血圧を下げる薬 | 睡眠薬 |
| 尿を出す薬(利尿薬) | 抗不安薬 |
| 痛み止め(NSAIDs) | 抗てんかん薬 |
| 血をさらさらにする薬 | アレルギーの薬 |
| 抗うつ薬・抗精神病薬 | パーキンソン病の薬 |
全部の薬が同じように関係するわけではありません。ご自分の薬が右側にあるなら、この心配はひとまず外して大丈夫です。
ちなみに、お医者さんが治療の方針を決めるときに見る「手引き」のようなものがあります。熱中症についても2024年版が出ていて、そこにも同じ薬の名前が並んでいます。血圧の薬、尿を出す薬、心にはたらく薬。学会が気にかけている、という程度には知られている話です。
ただしその手引きは、こうも書いています。「はっきりしたことは、まだ言えない」と。条件に合う質の高い試験が、1本も見つからなかったからです。だから「この薬に気をつけましょう」という言い方は、あえてしていません。
薬は、去年の冬と同じです。変わったのは体のほうです。
髪のために飲んだ薬で、足がむくむ
夕方、靴下の跡が消えない。すねを指で押すと、へこんだまま戻ってこない。

ミノキシジルの内服、いわゆるミノタブを使っている方は、心当たりがあるかもしれません。
この成分の出どころを知ると、腑に落ちると思います。もともと血圧の薬として作られました。1960年代のことです。
ところが飲んだ患者に、思いがけないことが起きました。体じゅうの毛が濃くなった。血圧の薬としては困った副作用です。ですがこれを逆から見た人がいて、髪の分野で使われるようになりました。
つまりいま髪のために飲まれている成分は、もとは血圧を下げる薬で、毛が生えるほうが副作用でした。順番が入れ替わっただけで、血管を広げる働きは変わっていません。
だからむくみや動悸は、思わぬ副作用ではないのです。血管を広げる薬なのだから、起きても不思議はない。そして夏、体はすでに血管を広げています。
あわせて書いておきます。日本皮膚科学会の手引きでは、内服は推奨されていないとされています。心臓や血圧に不安のある方はとくに、医師にご相談ください。塗るタイプから始める方法もあります。詳しくはAGA治療薬の副作用の記事にまとめています。
夜中に足がつって、飛び起きる
寝ているときに、ふくらはぎが勝手に縮む。痛くて目が覚める。しばらく動けない。

これも夏に増えます。そして意外に思われるかもしれませんが、こむら返りは熱中症の症状のひとつとして数えられています。めまいや大量の発汗と並んで、正式に挙げられているものです。
なぜ足がつるのが熱中症なのか。筋肉が縮んだり緩んだりするには、体のなかの塩の濃さが一定である必要があります。汗で塩が出ていったところに水だけを足すと、その濃さが崩れる。すると筋肉が勝手に縮んでしまいます。
体の中の塩は、こうしてうすまります●=体の塩
ふだん
水も塩も足りている
ちょうどいい濃さ
汗のあと
水と塩が一緒に出ていく
濃さは変わらない
水だけ飲んだあと
塩は戻っていない
濃さだけ、うすまる
つまり夜中のこむら返りは、昼にかいた汗の影響が、時間差で出てきたものです。起きるのが寝ているあいだなので、暑さと結びつけにくいだけです。
ここで、よく聞く話をひとつ否定しておきます。「足がつるのはマグネシウム不足」は、質の高い研究では支持されていません。11の試験・735名をまとめた解析で、マグネシウムを補っても回数は週に0.18回減るだけ。意味のある差とは言えませんでした。
かわりに関係が見えているのが、睡眠時間です。眠る時間が1時間長いごとに、つらいこむら返りが19%少なくなるという調査があります。夏の寝苦しさは、足がつることと地続きなのかもしれません。
眠るための薬は、さきほどの6,700人の調査で差が出なかった側でした。眠れないことのほうが、体には響いているのかもしれません。
痛み止めを、常備している方へ
頭が痛い、腰が痛い、生理が重い。そういうときに飲む薬を、常備している方は多いと思います。ロキソニンやイブといった名前のものです。
この薬も、さきほどの表の左側(入院が増えた薬)に入っています。意外に感じるかもしれません。
理由は腎臓にあります。この種の痛み止めは、腎臓に流れる血の量を少し減らす働きを持っています。普段はそれで困ることはありません。腎臓には余力があるからです。
ところが夏は、汗で体の水が減っています。もともと腎臓に届く血が少なくなっているところに、さらに減らす薬が入る。ここでも、体と薬が同じことをしています。
怖いのは、痛み止めは「薬を飲んでいる」という自覚が薄いことです。血圧の薬は毎日のことなので意識しますが、痛み止めは「ちょっと頭が痛いから」で飲みます。数に入れていない方がほとんどではないでしょうか。
やめる必要はありません。ただ汗をかいた日、水をあまり飲んでいない日は、飲む前に一杯。それだけで違います。
尿から糖を出す薬を飲んでいる方へ
フォシーガのような、SGLT2阻害薬と呼ばれる薬があります。血糖値のために使われ、近ごろは体重の話でも名前を聞くようになりました。
この薬の仕組みは、名前のとおりです。余った糖を、尿として外へ出す。
ここで考えてみてください。糖だけが出ていくわけではありません。糖を溶かして運ぶために、水も一緒に出ていきます。つまりこの薬を飲んでいる人は、もともと尿の量が増えています。
そこに夏が重なる。汗で水が減っているのに、尿でも出ていく。この記事でいちばん重なりが大きい組み合わせかもしれません。
糖尿病の専門家の団体も、この薬の使い方についてまとめを出しています。そこにはっきり書かれていることが2つあります。
ひとつは「適度な水分補給を行うよう指導すること」。もうひとつが重要です。発熱・下痢・嘔吐・食欲が落ちているときは、必ず休薬すること。
「必ず」と書かれています。そして夏は、この状態になりやすい季節です。暑さで食欲が落ちる。冷たいものでお腹をこわす。どれも心当たりがあるのではないでしょうか。
ただし休薬の判断は、必ず処方した医師に確認してください。自己判断でやめるという話ではありません。「こういうときはどうすればいいですか」と、あらかじめ聞いておくのがいちばんです。この薬そのものについてはフォシーガの仕組みを解説した記事にまとめています。
夏のビールと、飲んでいる薬
風呂上がりの一杯。仕事終わりの一杯。夏はどうしても増えます。

お酒にも利尿作用があります。飲んだ量より多くの水が、尿として出ていくことが知られています。つまり水分補給にはなりません。むしろ逆です。
ここまで読んだ方は、もう気づいていると思います。夏の体は汗で水を失っている。お酒でさらに出ていく。そこに血圧を下げる薬や、尿を出す薬が乗る。
三つが重なった翌朝、立ち上がってふらつく。これを二日酔いだと思っている方が多いのですが、脱水のほうが主役かもしれません。
飲むなとは言いません。お酒と同じくらいの水を、一緒に飲む。それだけで翌朝が変わります。
心臓の薬を飲んでいる方へ
ここだけは、症状の話ではありません。知らないと危ないことなので、はっきり書きます。
狭心症などで硝酸薬(ニトログリセリンなど)を使っている方。これも血管を広げる薬なので、夏の体と同じことをしています。
そしてもうひとつ。硝酸薬とED治療薬は、季節に関係なく併用できません。どちらも血管を広げるため、血圧が下がりすぎるおそれがあるからです。

これは薬局で買う場合も、病院で処方される場合も、通販で買う場合も同じです。8月31日から市販されるED薬でも、買う前のチェックシートで必ず確認される項目になっています。
心臓の薬を飲んでいてED治療薬を考えている方は、自己判断ではなく医師にご相談ください。
「家にいたのに」がいちばん多い
ここまで読んで、「自分は外で働いていないから大丈夫」と思った方へ。
2025年の5月から9月に熱中症で救急搬送された人は100,510人。どこで倒れたかの内訳が、これです。
住居(38,292人)
道路(19,773人)
仕事場(10,559人)
家にいた人が、道路にいた人のおよそ2倍。部屋にいて、動いていなくて、水も飲んでいた。それでも運ばれています。
理由は、家のなかでは気づく手がかりが少ないからです。外なら日差しがあり、汗が流れ、暑いと分かる。部屋のなかは日差しがなく、風もないので、体温が上がっていても実感が追いつきません。
動いていないぶん、のどの渇きも起きにくい。「暑いと感じていない」と「暑くない」は、まったく別のことです。
薬そのものも、夏に弱っています
ここまでは体の話でした。最後に、薬そのものの話をひとつ。
この3つの場所は、薬に向きません
✕車の中
真夏は短時間で
50℃を超えることがある
✕日の当たる窓ぎわ
直射日光が当たる。
締め切った部屋も同じ
✕洗面所・浴室のそば
湿度が高い。
錠剤やカプセルに向かない
直射日光が当たらない、涼しくて乾いた場所へ。置き場所を変えるだけなら、今からでもできます。
薬には保管の条件があります。たいてい「室温で」「高温を避けて」と書かれています。夏の日本には、それが守られていない場所があります。
忘れられがちなのが、届いたまま置きっぱなしの郵便受けと、カバンの中です。持ち歩く方は、その日どこに置いたかを一度思い出してみてください。見た目や匂いに変わったところがあるものは使わず、買った先に相談してください。
当てはまるものは、ありますか
ここまでの話を、ひとつにまとめます。夏になってからという条件で見てください。
夏になってから、こうなっていませんか
- •立ち上がったとき、目の前が白くなることが増えた
- •夕方になると、靴下の跡が消えない
- •夜中や明け方に、足がつって目が覚める
- •朝から、もうだるい
- •のどが渇いていないのに、尿の色が濃い
- •汗をかいた日ほど、体調が悪い気がする
- •お酒を飲んだ翌朝、ふらつきが強くなった
1つでも当てはまり、なおかつ毎日飲んでいる薬があるなら、次の診察でそのまま伝えてみてください。原因が薬とは限りませんが、伝える価値はあります。
夏のあいだ、やること
1. 水と一緒に、塩を少し。すすめられているのは、うすい塩水です。水1リットルに塩を1gから2g。小さじ4分の1ぐらい。作るのが面倒なら経口補水液で構いません。ただし普段の水分をすべてこれにする必要はなく、汗をかいた後や体調が怪しいときに使うものです。
2. 室温を28℃以下に。間違えやすいところです。エアコンの設定温度ではなく、実際の室温のこと。28℃に設定しても部屋が28℃になるとは限りません。温度計を1つ置くのが確実です。湿度は40%から60%が目安とされています。
3. 立つときは、ゆっくり。目の前が白くなるのは、頭に血が届くのが遅れるからです。一拍おいてから立つだけで減ります。
4. 眠る。地味ですが、こむら返りとの関係が数字で見えているのはここです。
5. そして、自分の判断で薬をやめない。この記事でいちばん伝えたいことです。「夏は危ないらしいから飲むのをやめよう」が、いちばんよくない選択です。血圧の薬を勝手にやめれば、別の危険が出てきます。
伝え方は簡単です。次の診察で「夏になってから、立ちくらみが増えました」と言うだけ。判断するのは医師の役割です。こちらは気づいて伝えるだけで十分です。
なお「体を暑さに慣らしておく」という方法もよく紹介されますが、これも効果は断定されていません。2026年7月に学会が出した補足の手引き(暫定版)でも、経口補水液とあわせて「今後の検討課題」とされています。
ひとつ書き足しておきます。汗で出ていくのは、水と塩だけではありません。カリウムもマグネシウムも一緒に減ります。では「夏バテにはビタミンB群」はどうなのか。ここも正直に書くと、決着していません。日常的な疲れへの効果を調べた2021年の系統的レビューは16の試験・6,276名を集めましたが、疲労を報告した研究が1本しかなく、統合した解析ができませんでした。効かないと分かったのではなく、判断できるだけの研究がまだない、というのが正確なところです。
つまり確かなのは、塩のほうです。水1リットルに塩1gから2g。ここまでは学会が数字で示しています。ビタミンは、足りていない心当たりがある方が補うもので、夏の不調を防ぐために飲むものではありません。
最後に、伝え方の話をもう少しだけ。「先生に言うほどのことでもないかな」と飲み込んでしまう方が多いのですが、言い方はこれで十分です。
「夏になってから、立ちくらみが増えました。薬はちゃんと続けています。」
これだけです。「いつから」と「続けている」の2つが入っていれば、医師は判断できます。診断をこちらでする必要はありません。むくみなら「夕方に靴下の跡が残ります」、こむら返りなら「夜中に足がつって起きます」。症状をそのまま言葉にするだけで構いません。
ついでに、市販の痛み止めを飲んでいることも伝えてください。処方薬だけが薬ではありません。ここが抜けがちです。
お薬市場で扱っているもの
この記事で名前が出た薬のうち、当店で扱いのあるものです。いずれも熱中症を防ぐためのものではありません。すでに使っている方が、夏のあいだ何に気をつけるかを知るための参考としてご覧ください。
※価格は2026年7月時点の一例で、規格・数量により異なります。効果や感じ方には個人差があります。海外で流通する製品を含み、日本国内で承認されているものではありません。使用の可否は医師・薬剤師にご相談のうえ、個人輸入の制度と自己責任の原則をご理解のうえでご検討ください。
よくある質問
Q夏のあいだ、薬を減らしたほうがいいですか
A自分の判断で減らさないでください。血圧の薬などは、勝手にやめると別の危険があります。夏になって体調の変化を感じたら、そのまま主治医に伝えてください。判断するのは医師の役割です。
Q自分の薬が「入院が増えた」側にありました。危ないということですか
Aそうではありません。学会も「はっきりしたことは言えない」としています。条件に合う質の高い試験が1本も無かったためです。危ないから避けるのではなく、知っておくと体の変化に気づきやすい、という位置づけです。
Qどのくらいの症状で受診すべきですか
A学会は重症度を4段階に分けています。現場で休んで様子を見てよい段階、受診が必要な段階、入院が必要な段階、集中治療が必要な段階です。目安としては、涼しい場所で水分と塩分をとっても良くならない、自分で水が飲めない、受け答えがはっきりしない。このときは受診してください。意識がおかしい、けいれんがあるときは、ためらわず救急要請を。
Qエアコンを28℃に設定していれば大丈夫ですか
A28℃は設定温度ではなく室温の目安です。設定と実際の室温はずれることが多いので、温度計を置いて確かめるのが確実です。
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おわりに
立ちくらみも、むくみも、こむら返りも、単体で見れば大したことではありません。だから多くの人が、年のせいにして流します。
ただ、それが夏になってから増えたのなら、理由があるかもしれない。そう思えるだけで十分です。
もういちど書きます。薬は、去年の冬と同じです。変わったのは体のほうです。だからやめる必要はありません。気づいて、伝える。それだけです。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、お待ちしております。
参考・出典
- •日本救急医学会:熱中症診療ガイドライン2024(リスク因子13項目、診断基準、重症度分類、暑熱順化の位置づけ)
- •日本救急医学会:Active Cooling実践的手引き(2026年7月8日公開。パブリックコメント募集中の暫定版)
- •日本救急医学会:熱中症診療ガイドライン2015(0.1〜0.2%食塩水)
- •総務省消防庁:熱中症による救急搬送状況 令和7年データ
- •環境省:熱中症環境保健マニュアル(室温・湿度の目安)
- •日本糖尿病協会:SGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation(水分補給の指導、シックデイの休薬)
- •Kalisch Ellett LM, et al. J Clin Pharm Ther. 2016;41:503-7(退役軍人6,700人。薬剤開始後の脱水・熱関連疾患による入院、1.17〜2.79倍)
- •Martin-Latry K, et al. Eur Psychiatry. 2007;22:335-8(向精神薬と熱関連入院)
- •Garrison SR, et al. Cochrane Database Syst Rev. 2020;9:CD009402(こむら返りとマグネシウム)
- •Grandner MA, Winkelman JW. PLoS One. 2017;12(6):e0178465(夜間こむら返りと睡眠時間)
- •Markun S, et al. Nutrients. 2021;13(3):923(16試験・6,276名。疲労は報告した研究が1本のみで統合解析ができず)
※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断・治療に代わるものではありません。服用中の薬について不安がある場合は、自己判断で中止や減量をせず、必ず主治医・薬剤師にご相談ください。








