ラブグラオーラルゼリー

ラブグラオーラルゼリーの使用に注意する人

• •妊婦…妊婦または妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用することができます。
• •授乳婦…治療上の有益性および母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討します。母乳中への移行は不明です。
• •小児等…12歳未満の小児等を対象とした臨床試験は実施していません。
• •高齢者…高齢者の方は一般的に生理機能が低下していることが多く、副作用を起こすおそれがあります。65歳以上の患者を対象とした臨床試験は実施されていません。
• •肝臓あるいは腎臓に機能障害のある患者…これらの患者を対象とした臨床試験は実施されていません。

ラブグラオーラルゼリーを使用してはいけない人

• •重度の肝機能障害や腎障害を有する人
• •非動脈前虚血性視神経症（NAION）で視力を失った人
• •血圧が乱れている人（170/100mmHg以上の高血圧、90/50ｍｍHg以下の低血圧）
• •変形された陰部の形をしている人
• •うっ血性心不全・不安定狭心症・性交狭心症・NYHAⅡ度（ニューヨーク心臓協会クラス２）以上に分類される人
• •過去にシルデナフィルによって過敏症などを起こしたことがある人
• •半年以内に心筋梗塞や狭心症、脳出血などの症状で既往歴がある人

上記に当てはまる人はラブグラオーラルゼリーを使用してはいけません。

ラブグラオーラルゼリーの併用禁忌薬

• •亜硝酸アミル
• •sGC刺激剤
• •ニトログリセリン
• •硝酸イソソルビド
• •アミオダロン塩酸塩

上記の薬を摂取中の人は、ラブグラオーラルゼリーを摂取できません。ご注意ください。

その他注意事項

ラブグラオーラルゼリーの摂取中は、グレープフルーツジュースを飲んではいけません。

理由は、グレープフルーツジュースに含まれるフラノクマリンが代謝酵素を阻害し、悪影響を及ぼすからです。また血中濃度が上がることも懸念され、副作用が過剰に出たり効果が効き過ぎてしまったりする可能性があります。ラブグラオーラルゼリーを摂取中はグレープフルーツジュースを控えておくことをおすすめします。

アルコールの影響

アルコールを併用する場合、過剰に摂取すると神経伝達に悪影響が出てしまい、感度が悪くなる可能性があります。そのため、十分な効果が得られない場合も考えられます。

アルコールを摂取する場合は適度な量を飲むようにしましょう。

食事の影響

ラブグラオーラルゼリーを摂取する際は、摂取2時間前から何も食べないようにしてください。これには、ラブグラオーラルゼリーの成分であるシルデナフィルが関与しています。シルデナフィルを摂取後、腸から吸収されて体内の血液にめぐり、効果を得ることが可能です。

しかし、胃に食べ物が入ると、シルデナフィルが腸に運ばれる前に胃で吸収されます。その結果、吸収率が低下し、十分な効き目が出ないことがあるのです。ご注意ください。

保管方法

• •保管する際は、直射日光が当たらない、かつ湿気の少ない場所で保管してください。
• •また使用期限が切れたものは摂取しないようにしましょう。
• •お子様がいるご家庭の場合は、お子様の手が届かない場所で保管してください。