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水虫を治すにはどうしたらよい?おすすめの治療薬・予防法をご紹介

水虫を治すにはどうしたらよい?おすすめの治療薬・予防法をご紹介

水虫は白癬菌というカビの一種によって起こる足の皮膚感染症です。日本は湿度が高いため、カビが生えやすく、水虫にかかりやすいのが特徴です。ちゃんと治療しておかないと、毎年再発を繰り返し、周りの人にもうつしてしまいます。

本記事では、水虫の定義、症状、合併症、感染経路、治療、予防について解説します。またおすすめの治療薬をご紹介します。これを読んで、水虫の治療に役立ててみてください。

水虫とは?

水虫の定義と原因となる白癬菌について解説します。

水虫の定義

皮膚糸状菌(白癬菌)という真菌の一種によって起こる皮膚感染症です。正式には「白癬」あるいは「皮膚糸状菌症」といいます。白癬は体のいろいろな場所の皮膚に生じ、それぞれ呼び名が異なります。

  • 足にできれば足白癬で、俗にいう水虫
  • 股にできれば股部白癬で、俗にいうインキンタムシ
  • 髪の毛にできれば頭部白癬で、俗にいうシラクモ
  • 爪に感染すれば爪白癬
  • 手に感染したものが手白癬
  • 股以外の体にできたものは体部白癬で、俗にいうゼニタムシ

白癬菌とは?

白癬菌はカビの一種です。白癬菌は皮膚の表面をおおう「ケラチン」という蛋白を栄養源として生きており、主に毛や爪の周囲にある皮膚に感染します。他のカビと異なり、皮膚の角質を溶かす性質を持っているのが特徴です。形態上、白癬菌群、小胞子菌群、表皮菌群に分類され、40種類以上の菌が含まれます。日本においては10種類ほどの白癬菌が白癬の原因菌として知られています。また犬・猫に寄生する白癬菌がヒトに感染することもあり、これがイヌ小胞子菌というカビです。

水虫の症状

水虫の一般的な症状と合併症について解説します。

【一般的な症状】

かゆみのある例、かゆみのない例、痛い例など、自覚症状はさまざまです。 水虫は見た目で以下のように分類されます。

小水疱型
足の裏に小さな水ぶくれができるタイプ
暖かくなる季節に、片側の足から水虫になります。
大抵かゆみを伴い、水ぶくれが渇いてきて角質がむけるとかゆみはなくなるのが特徴です。


趾間型
足の指の間(趾間)が白くふやけるタイプ
角質がむけてきて、赤みがでたり、びらんが生じたりし、こすり過ぎると痛みが生じます。

小水疱型、趾間型は、涼しくなると自然に治まるのが特徴です。秋になると白癬菌の増殖が鈍くなり、角質の新陳代謝によって皮膚表面から押し出され、菌の量が減ります。治ったようにみえますが、菌は残っており、次の春~夏になると再発するのが常です。

角質増殖型
両足の裏全体が硬くなるタイプ
年中みられる水虫で、かゆみはなく、冬季にひび割れると痛みを伴います。

【合併症】

小水疱型、趾間型の水虫を放っておくと爪白癬を合併します。また角質増殖型は大抵、爪白癬を合併します。爪の色が白~黄色に濁り、厚くなっていくのが特徴です。通常、爪の先から始まり、徐々に根元に向かって広がります。縦に黄白色のすじが入ることもあります。分厚くなった爪が靴にあたり、痛みます。また爪が浮いてしまい、踏ん張る力が足先に伝わりにくくなって、歩きにくくなるのも問題です。

さらに糖尿病がある方は、趾間にできたびらんから細菌が侵入し、蜂窩織炎を起こすことがあります。これが進行すると壊死性筋膜炎となり、命に関わることもあるのです。糖尿病の患者さんでは注意してください。

水虫の感染経路

シャワールーム、銭湯、水虫の人がいる家庭の床、畳、足ふきマットなどには、大抵白癬菌がいます。それを裸足で踏みつけることにより、白癬菌が足の裏につきます。しかしタオルで拭いたり、素足のままでいたりすれば、白癬菌は自然にとれてしまいます。それに対して白癬菌をつけたままで靴下をはくと、水虫になりやすいです。意外かもしれませんが、これが水虫の主な感染経路です。

水虫の治療方法

外用薬を医師に処方してもらう場合と、自宅でケアする場合について解説します。

①医師に外用薬を処方してもらう場合

皮膚科等で医師の診察を受けて、外用薬を処方してもらい、水虫のところだけでなく、その周囲の皮膚にも薬を塗って治療します。水虫の周囲にある正常そうな皮膚にも白癬菌がついているからです。しかも治療により改善したようにみえても、まだ白癬菌が残っているため、1カ月くらいは外用薬を塗ることが必要です。

②自分で外用薬を購入する場合

これに対して、市販の水虫の薬は白癬を退治する成分だけではなく、大抵はかゆみを止める成分が含まれます。そのため長期間使用すると、かぶれやすくなるのが欠点です。市販の外用薬を使う場合は、かゆみ止めが含まれていないものを選びましょう

水虫に効く治療薬

治療薬の種類と商品をご紹介します。

【治療薬の種類】

水虫に効く抗真菌薬は、以下のように分類されます。

  • アムホテリシンB
  • アゾール系薬剤:ケトコナゾール、フルコナゾール、イサブコナゾール、イトラコナゾール、ポサコナゾール、ポリコナゾールなど
  • キャンディン系薬剤:アニデュラファンギン、カスポファンギン、ミカファンギン
  • フルシトシン

最近はアゾール系薬剤、キャンディン系薬剤が主に使われます。アゾール系薬剤は、さらに細かな分類がなされていますが、これを使い分けるのは極めて困難です。一般的には、クロトリマゾール、ケトコナゾール、デルビナフィンが用いられます。

≪お薬市場でおすすめの商品≫

商品名からリンクしていますので、詳しくは関連ページをご覧ください。

ジェネリック医薬品は先発品と比べると安価なのがメリットです。個人輸入で購入できますのでご検討ください。

カーネステンクリーム 

有効成分:クロトリマゾール
エンペシドクリームのジェネリック医薬品です。
1日2~3回、指の先から第1関節までに約0.5gを塗布

ニゾラールクリーム 

有効成分:ケトコナゾール
1日1回適量を塗布
皮膚にしみ込みやすく、効果が現れやすいのが特徴です。

ケトクリーム 

有効成分:ケトコナゾール
ニゾラールクリームのジェネリック医薬品です。
1日1~2回適量を塗布
ケトコナゾールは白癬菌に対して70%以上の有効性を示します。
2~8週間塗り続けることが必要です。

ケトフォースクリーム 

有効成分:ケトコナゾール
ニゾラールクリームのジェネリック医薬品です。

テルビシルクリーム 

有効成分:デルビナフィン
ラミシールクリームのジェネリック医薬品です。
1日1回適量を塗布
1カ月で1本がなくなる量が含まれます。

上記以外の関連ページも是非ご覧ください。カンジダ・水虫・真菌 |お薬市場

水虫の予防方法

水虫を予防するために、正しい足の洗い方、靴の選び方、日常的な注意点について解説します。

●正しい足の洗い方、適切な靴の選び方など

白癬菌が足の裏についたとしても、感染が成立するまでに24時間かかります。ですから24時間以内に足を洗えば、感染を防げます。それに対し、軽石で足の裏をゴシゴシこすると、足の皮膚に傷がつき12時間位で感染してしまいます。軽石は使わないほうがよいでしょう。石けんを使ってゴシゴシこすらずに洗ってください

白癬菌は靴にもつくため、同じ靴を毎日履くと感染を起こしやすくなります。複数の靴を取り換えながら履くようにしてください。洗える靴はしっかり洗って乾燥させましょう。洗えない靴は、中を濡れ雑巾でふき取ってから乾燥させてください。

●感染を避けるための日常的な注意点

家庭内で水虫を広めないためには、スリッパ、サンダル、足ふきマットを共用しないようにしてください。白癬菌が足の裏についたとしても、感染が成立するまでに24時間かかります。ですから、間違って共用した場合は、すぐに足を洗ってください。また床や畳にも白癬菌がついているため、掃除機をかけ、水拭きをして除菌しましょう。部屋の隅にたまっているほこりやあかには白癬菌が残りますので注意が必要です。さらにペットの毛に白癬菌がつくこともあります。

まとめ

水虫は白癬菌というカビの一種によって起こる足の皮膚感染症です。かゆみのある例、かゆみのない例、痛い例など、自覚症状はさまざまです。見た目で小水疱型、趾間型、角質増殖型に分類されます。白癬菌のついた床、畳、足ふきマットなどを踏みつけることで感染します。治療のため、外用薬を医師に処方してもらうか、自分でジェネリック医薬品を購入するとよいでしょう。水虫を予防するために、正しい足の洗い方、靴の選び方をご紹介しました。

この記事でご紹介した商品

商品名先発品名有効成分用法・用量
カーネステンクリームエンペシドクリームクロトリマゾール1日2~3回、0.5g
ニゾラールクリームニゾラールクリームケトコナゾール1日1回、適量
ケトクリームニゾラールクリームケトコナゾール1日1~2回、適量
ケトフォースクリームニゾラールクリームケトコナゾール1日1~2回、適量
テルビシルクリームラミシールクリームデルビナフィン1日1回、適量

参考サイト

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