レビトラ

レビトラの最大の特徴は何と言っても服用後にすぐに勃起誘発効果が得られる即効性です。

脂質の少ない一般的な食事内容や飲酒量であれば食後に服用しても効果は減弱せず、バイアグラのように絶対に空腹時に服用しなければいけないなどの制限もありません。

デートで食事やアルコールを摂取した後で空腹じゃないときにレビトラを服用しても、問題なく勃起誘発効果があらわれ、食後の性行為もばっちりです。

商品概要

商品名	レビトラ（Levitra）
内容量	1箱/4錠、1シート/4錠 使用期限：2024年12月
効果・効能	勃起不全（ED）
用法・用量	1日1回まで、1/2～1錠（バルデナフィルとして10～20mg）
有効成分	バルデナフィル
形状・剤形	錠剤（経口服用タイプ）
副作用	頭痛、火照り、鼻閉（鼻づまり）、動悸など
メーカー	Bayer
発送国	香港

即効性があって効果が強力なED治療薬をお探しの方におすすめです。

先発品の正規品のため効果や安全性にも定評があり、ED治療薬は欲しいけどジェネリックを使用するのには抵抗がある方などにもおすすめです。

日本ではもう販売されていない先発品

レビトラは過去には日本でも製造・販売されていて、クリニックから処方してもらうことができた時期もありました。しかし、2021年11月をもってレビトラを製造しているドイツのバイエル社が「次回以降の生産および入荷の目途が立たない」との理由で日本での販売は中止になっています。

レビトラの効能効果に問題があるわけではなく、供給体制の問題で販売が中止になってしまい、多くの男性が販売中止を嘆いていました。

そんなレビトラですが、海外製の先発品はまだ手に入れることが可能で、多くの男性の方に愛用されています。

勃起不全（満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持が出来ない患者）の治療に用いることができます。

用法としては性行為の1時間前に服用することが推奨されていますが、比較的即効性があるため服用後30分程度から勃起誘発効果が得られる方もいます。

1箱/4錠を1/2錠で服用した場合	８回分
1箱/4錠を1錠で服用した場合	4回分

1回の用量	1/2～1錠（バルデナフィルとして10～20mg）
1日の服用回数	1日1回まで
服用間隔	前回の服用から24時間以上
服用のタイミング	性行為の約1時間前

高齢者（65歳以上）や中等度の肝障害のある方は、1日1回5mg（1/4錠）から服用を開始します。最高量は20mg（1錠）までです。

• •開封後は、できるだけ早めに服用してください。
• •高温多湿や直接日光が当たる場所を避けて保管してください。
• •お子様がいるご家庭の場合は、お子様の手が届かない場所に保管してください。
• •使用期限が切れている場合は、服用せずに速やかに破棄してください。

有効成分バルデナフィルは勃起不全治療剤とよばれるグループに属しているお薬です。

勃起は性的な興奮や刺激を受けることで、陰茎の血管が拡張して血液が集まることで生じる現象です。

通常、脳から指令が伝わり一酸化窒素（NO）が増加し、それによってcGMPとよばれる血管拡張物資が増えることにより勃起状態に至ります。勃起すると、勃起状態を解除するために鎮静化する酵素PDE5が作用し、それによってcGMPの量が減ることで血管の拡張が治まり、勃起が鎮まります。

バルデナフィルはPDE5の作用を邪魔する作用があります。PDE5が働かなくなると陰茎内ではcGMPの量が増え、それによって陰茎海面他の平滑筋が緩み、大量の血液が流入することで強力な勃起を促します。

そのような作用機序から、バルデナフィルはPDE5（ホスホジエステラーゼタイプ5）阻害薬ともよばれています。

レビトラは他のED治療薬と比較して即効性に優れています。しかし、その反面、副作用があらわれやすいED治療薬でもあります。

主な副作用として、頭痛、火照り、鼻閉（鼻づまり）、動悸、消化不良、めまいなどが報告されています。とくに血管拡張による顔の火照りは10.6%の患者に報告されており、11.7％の患者で頭痛の副作用が報告されています。

また稀にですが、服用後、一時的に視覚障害やめまいを起こすことがあるため、車の運転や高所での危険な作業などは控えることが推奨されています。

レビトラの使用に注意する人

併用禁忌

• •一酸化窒素（NO）供与剤（ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等）
• •sGC刺激剤のリオシグアト（アデムパス）
• •CYP3A4を阻害する薬剤であるリトナビル（ノービア）
• •アタザナビル（レイアタッツ）、ホスアンプレナビル（レクシヴァ）、ロピナビル・リトナビル（カレトラ）、ダルナビルを含有する製剤（プリジスタ、プレジコビックス、シムツーザ）
• •イトラコナゾール（イトリゾール）、経口剤のケトコナゾール
• •コビシスタットを含有する製剤（スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス、シムツーザ）
• •クラスIA抗不整脈薬であるキニジン、プロカインアミド（アミサリン）、ジソピラミド（リスモダン（経口剤））、シベンゾリン（シベノール）、ピルメノー ル（ピメノール）
• •クラスⅢ抗不整脈薬であるアミオダロン（アンカロン（経口剤））、ソタロール（ソタコール）

併用注意

• •CYP3A4を阻害する薬剤であるマクロライド系抗生物質（エリスロマイシン等）
• •ビカルタミド
• •CYP3A4を誘導する薬剤であるリファンピシン等
• •カルペリチド
• •α遮断薬であるテラゾシン、タムスロシン等

禁忌（次の方は使用できません）

• •過去にレビトラやそのジェネリックに含まれる成分で過敏症のあった人
• •心臓に障害があるなど性行為が不適当と考えられる人
• •先天性のQT延長のある人
• •肝臓に重い障害がある人
• •血液透析が必要な腎臓に障害のある人、低血圧の人、治療を受けていない高血圧の人、不安定狭心症の人
• •網膜色素変性症の人

参考サイト

• •バルデナフィル:レビトラ
• •日本医薬情報センター
• •KEGG
• •厚生労働省

Q：レビトラの効果がある間はずっと勃起しているの？

レビトラが作用しているあいだは勃起しやすい状態ではありますが、常に勃起し続けるわけではありません。性的刺激を受けて興奮していなければ勃起は生じません。
ただし、副作用で勃起が4時間以上続く可能性があります。6時間以上勃起が続いた場合、処置が遅れると勃起機能が失われることがあるので注意してください。